『脳』を使いこなす、、、

みなさん、こんばんは!
今日から出張で茨城県に来ております。

移動中に大好きな読書をしていました。

『身体で考える。』

不安な時代を乗り切る知恵  内田 樹 ・成瀬 雅春 マキノ出版

『後悔と取り越し苦労は絶対にしてはいけない』というのは、
武道の基本ですからね。

戦場に出て、四方八方から矢弾が飛んでくるときに、
『こんなところに来るんじゃなかった』と悔やんだり、
『ああ、このあと撃たれて死ぬに違いない』と取り越し苦労しても、
それによって生き延びる可能性は少しも増えませんから。

『今、ここにいる』ということが所与の条件ですから、

そこから始めるしかない。
ここにびゅんびゅん矢弾が飛んできている以上は、
『こんなところに来なきゃよかった』といくら思ってもしょうがない。
もう来ちゃったんだから。
ここを出発点にして、
『さて、このあとどうやって生き延びようか?』を考える。

取り越し苦労はこういう場合に絶対に禁物なんです。

人間の予言遂行力というのは強力ですからね。

『もしこんなことが起きたらどうしよう』というふうに
『悪いこと』を想像すると、
想像した通りのことが起きてしまう。

というのは、精密な未来予測をすると、
それが自分にとってろくでもない未来であっても、
人間は自分の予測が『正しかった』ことを証明したくなっちゃうんです。

『ほら、オレが言った通りになっただろう』と言えるためになら、
すごく嫌なことが起きるくらいのことは我慢の範囲なんです。

ほんとうに。

精密な未来予測ができるというのは、
その人の知的能力が高いということですから、
自分が知的に卓越していることが証明できるなら、
多少わが身に不幸なことが起きてもかまわない。

人間はなぜかそういうふうに考えるんです。

だから、『悪いこと』を予測すると、
選択肢を前にしたときに、
無意識のうちにその『悪いこと』が起こる方向を選択してしまう。

未来のイメージというのは、
すごく吸引力が強いですからね。

隅々まで精密に想像した未来図があると、
人間はそこに無意識のうちに吸い寄せられてしまう。

だから、逆に、全部がうまくいって、
ハッピーになっている未来の自分を細かいところまで想像する。

そうすれば、その未来に
『リールが糸を巻き取るように』
吸い込まれてゆく。

だから、危険的なときこそ、
取り越し苦労を自制して、無理やりにでも、
ものごとを楽観的に見ることが大切なんです。

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お盆休み前に読んだ斉藤一人さんの『成功脳』。
この本の内容もとっても素晴らしくて
今まで読んできた『引き寄せの法則』の本当のやり方が
ストーンと腑に落ちた本でした。

『脳』の使い方を間違えると偉い目に遭う。
しかし、『脳』を使いこなすと素晴らしい世界が目前に広がる。

お盆休みのときに、
ボケッ~としていたら頭の中に、スッ~と入ってきたのですが、、、

私達は、『脳』の使い方を勉強(修行)するために生まれたのではないか?

良くも悪くも使い方ひとつで、
その人の人生を作ってしまう力を持つこの『脳』をどれだけ
上手く使いこなせるようになるかを観られているのではないだろうか?

世の中にあるものは、すべて私達人間が想像して出来たものばかり。
だとしたら、みんなが幸せになるために
この素晴らしい『脳』を上手くつかいこなせるようになれば
きっと素敵な人生になるに違いないと思うのです。

そんな事を思いまして自分自身の備忘録として書いてみました。

      感謝    松村 卓

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About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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