世界陸上を観て、、、

みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、台風一過にも関わらず
蒸し暑いお天気でした。

今日もスポーツケア整体研究所で楽しくお仕事をしておりました。

昨日、世界陸上が終わりました。
勉強のために観ていた男子4×100MR。

日本選手の動作をしっかりと目で追いかけましたが
みんな同じ動作で躓いているように思えました。

・ウォーミングアップですでに疲弊している身体、、、、

・筋力強化という名の下に、常識として君臨し続けている
 ウェイトトレーニングや体幹部トレーニング。

・走る直前に筋肉を緊張させてしまっているストレッチ、、、、

体幹部トレーニングで胴体が固まってしまい
自由に動かない身体になってしまったツケで仕方なしに
振らなくていい腕をしっかり振ってしまいブレーキをかけている事実。

しかも、その腕を筋トレで重たくして
身体のバランスを余計な負担を掛けていることに気が付かない、、、、

いくら手足をバタバタ速く動かしたところで
本来の身体の重心移動から自然に繰り出されるピッチではないので
すぐにMAXになってしまうから後半のスピードなんて出ない、、、

今回の日本チームの予選落ちは、
現在のトレーニング内容では通用しないことを表していると思う。

今朝の新聞に高平選手のコメントが載っていた。

”『今の走力では五輪で勝負できない』と危機感をにじませた。”

かつての伊東選手や末次選手が世界で戦えたときの
彼らの動作をどうして勉強しようとしないのだろうか?

メジャーリーグのイチロー選手が世界で通用していることを
あれは、”イチロー選手は特別だから”で片付けないで
なぜ、あれだけの動きができるのかを勉強するべきではないだろうか?

そして、指導者がもっと勉強していかなければ
益々、世界との差が広がるのではないだろうか?

日本人が外人と同じ練習をして同じ結果が出るのだろうか?

我々、日本人には日本人にしか出来ない動作もある。
その特性を生かしながら戦う方法もあるはずだ。

”柔よく剛を制す 小よく大を制す”

本来、体幹部の使い方が上手いはずの日本人が
外国から来たトレーニングで固めなくていい体幹部を固め切ってしまい
身動きのとれない身体になってしまっている。

こんなおかしな話があるものか!!!

早く気付いて欲しいな、、、

     感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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