2011年5月に出産しましたが、翌年に重要な試合が控えており、冬場からシーズンインまでにかなり無理をしてトレーニングを進めてきました。
その結果、試合シーズンが始まった直後に両足のアキレス腱を痛めてしまい、痛みがひどい時はジョギングすらできないほどでした。
鍼治療、テーピングはシーズン中欠かせず、常にこわごわハードルを跳んでいました。
その年の12月、安井章泰さんに骨ストレッチを初めて教えていただき、簡単な動作をおこなうだけなのに、
自分の體が驚くほど反応する(動く)ことに大きな衝撃を受けました。
何もかもが、今まで感じたことのない身体感覚でした。
それから毎日骨ストレッチを欠かさずおこなうようにしたところ、あれほど痛かったアキレス腱の痛みが全くなくなったのです。
また、普段のトレーニングでは、メイン練習の前にじっくり時間をかけて骨ストレッチをおこない、
実際に動いたり走ったりしながら體の反応を確認する作業を繰り返しました。
そのうち、骨盤周辺が自然に動く感覚が得られるようになり、走りの中で楽にスピードが上げられるようになりました。
2013年シーズンは、今のところけがもなく順調で、昨年の自己記録をすでに約0.5秒更新しています。
長年治療をしていただいているトレーナーさんも、久々に治療に行った際に、
昨年のアキレス腱痛がなくなったこと、疲れが取れやすい筋肉に変化していることに驚いていました。
9月初旬には、松村先生に骨ストレッチ・ランニングを教えていただき、またまた大きな衝撃を受け、
自分の體はもっと進化できる!と大きな可能性を感じました。
これからも體との体話(対話)を大切にして骨ストレッチ・ランニングを継続していき、さらなる自己記録更新に挑戦していきたいと思っています。

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