オススメの本

                                                                       
みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、シャツを1枚着ないと寒いくらいのお天気でした。
一気に気温が下がると身体も何となく変な感覚ですね。

体調を崩さないように注意しましょう!

昨日の夜、出張から仙台に戻りました。
この出張中に、出来れば読み終わりたくない本を読み終わりました。(笑)
美味しい食べ物を出来るだけ長くゆっくり味わいたいみたいな、、、、

1ページ、1ページ味わいながら読みました。

『いのちのために、いのちをかけよ』 吉村 正 地湧社  です。

この本は、絶対に読んで欲しい痛快で素晴らしい本です。

愛知県岡崎市にある吉村医院・お産の家の院長。
自然なお産を行う伝統的な日本家屋『お産の家』を建築し、
医院の裏庭に江戸時代中期の古民家、通称『古屋』を移築。
妊婦たちが薪割り、板戸ふき、井戸の水くみ、畑仕事を行いながら
体と心づくりに励む場となっている。

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☆理性的認識と感性的認識

今の世の中は、目に見える科学的な現象ばかりに注目して、
感性的な感覚の認識論は無視されております。
科学的であることは一つの認識ではあるけれども、
『もっと本当の人間としての感性的認識がある』とわしは思う。
でも、残念ながら、この社会に生きとるみなさんは、
その感性的認識をすっかり忘れきっとるわけです。

☆楽しちゃいかん、楽しく生きろ

あのね、大学で教わったとおりにやっとると飽きるんですわ。
マニュアルどおりなんてつまらん。
だからやっとれなくなるよ、普通は。
わしみたいに自然を追求していくと、いつも答えが違っとるもんで、ちっとも飽きん。
凝りに凝って、追求して追求しまくると、とんでもない境地にたどり着くもんで。
凝らにゃだめ。楽しちゃだめ。凝るというのは厳しいことを追求するやり方だ。
努力しまくってね。
そして試行錯誤するというよりも、自分の気持ちのいいことを探して、
自分の追求することに真剣に相対していく。
いのちがけだよ。
そうじゃないと気持ちのいいことなんて追求できへん。
そうしているうちに誰も到達できないところへ到達する。
これがいかに気持ちがいいことか。
これは体験せにゃわからん。
そんなこと、言葉で聞いたからそれが何だってことになっちゃうでしょう。
そりゃあ、そういう人生は楽しいよ。
厳しいけど楽しい。
楽じゃないけど楽しいんだよ。
『楽』という字は同じだけど、意味はぜんぜん違うよね。
だから『楽で便利で安全』だとね、精神が高揚しないんだよ。
ほいだもんで、ぼや~っとしとるんだね。
だけど、何かを達成しようという意欲に燃えとるときには、
楽じゃないけどすごい楽しいんだよ。
生き生きしてくる。

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まだまだ書きたいところは山ほどありますがこの辺にしておきます。

後、P.31に写っている赤ちゃんの写真がとても可愛くて可愛くて
見ているだけで幸せな気分になります。
そして、P.41に写っている妊婦さんが薪割りをしている写真があるのですが
これが見事なバランスで思わず見惚れてしまいました。

”妊婦さんの力点のバランスは何と素晴らしいのだろう”

この2枚の写真を観れるだけでも幸せです。

私は、この本を読み終えた後、
言葉ではいい表せないのですが内面的な何かにスイッチが入った感覚になりました。
整体やトレーニングの世界でも意味のないデーターの出し方や形ばかりで意味のない
トレーニング法の数々、、、、

感覚の世界を忘れているのはスポーツや整体の世界でも同じなのです。

私も、私が出来ることで一人でも多くの方々に知らせていきたいと思います。

最後に、吉村先生の本から、、、、

人生とは、何かに憧れて、何かを求めて生きていくものじゃありませんか。
わしの人生もいつも憧れを抱きつづけて生きていた。
それは今までやってきたこと、そのものであったと。

いのちのために、いのちをかけようぜ 松村 卓 !

        感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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