本当の練習

みなさんこんにちは。
仙台では、１２月１２日（火）から『光のページェント』が
始まりました。
定禅寺通のケヤキ並木にたくさんの電球を付けるのですが
本当にきれいです。仙台に旅行に来るときは８月の『七夕祭り』
か、１２月の『光のページェント』がオススメです。

さてさて・・・。
『冬の時、成長する根っこの意味とは？』のお話ですが、
小学校の国語の時間に習った本の内容なのですが、

冬になり葉っぱも枯れ落ちた木は何もしなくていいなあ。
ただ立っているだけで・・・と言ったら、

外からは見えないけど、冬の間、固い固い土の中を一生懸命
に根を伸ばそうとしているんだよ。
台風が来ても日照りになっても倒れない立派な木になるために
いつまでもきれいな花を毎年咲かせるために、１ｃｍ、１ｃｍ
根を伸ばすのさ！

おぼろげな記憶で申し訳ないのですが、だいたいこんな文章でした。

私は現役選手時代に冬期練習を始める前によくこの文章を思い
出していました。
来年、更なる活躍をするために自分の弱点を克服し、特技を更に
伸ばすために一生懸命練習しました。
私はなぜか冬期練習が寒いのにもかかわらず大好きでした。

亡き父にもよく言われたのが、
人の前でやる練習は本当の練習ではない！人の見てないところで
やるのが本当の練習である。と。

外から見えない土の中で固い固い土と格闘しながら根を張る作業は
一見、地味でしんどくて、誰からも評価されません。
しかし、根をおろそかにしたら木は倒れます。
チョビひげみたいな根っこと大地にしっかりはりめぐらされた根っこでは、
幹の太さも、葉の大きさも、花の大きさもそれぞれ違ってくるのです。

色々な分野で活躍されている方々は、日常生活においても、目に映る
仕事（練習）はもちろん、目には見えない仕事（練習）をしっかりやっている
のです。しかも、絶対にそのことは口にしません。
ただ、黙々とこなしているのです。

私も最近、この根っこの部分を恥ずかしながら忘れていました。
それで、これからも始めて行こうと思っています。
何が来ても倒れない木に真剣になろうと誓いました。

みなさんも自分自身の『根っこ』をしっかり張りめぐらせて下さいね。
それでは１２月２０日（水）ＨＰリニューアルサイトアップを楽しみにしていて
下さい。

それではまたね。バイバイ。
ツイてるまっちゃんより