みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、日中、久しぶりに青空が顔を出してくれました。
午前中、マラソンをしている地元の大学生Aさんが来店。
足首周辺に負担がかかり、1ヶ月も走れない状態が続き
何とか改善したいと色々とケアをしてみるが効果がなく
焦りと再発の不安で一杯でした。
身体をチェックするとかなりバランスが崩れていました。
筋肉の悲鳴が聞こえてくる。
しゃべれない身体だが、どれだけの負担から
Aさんのためにがんばってくれてきたかを
説明しながら改善点を確認していきました。
骨整体を中心に、筋肉バランスを取り直す。
見る見る身体が反応し始めて、バランスを戻していく。
動かなかった部分が動き始めると、その度に笑顔になっていく。
点、点、点とひとつの動作をひとつづつ行う。
ひとつづつ繋げていくと最後にはきちんと円になる。
負担のかかっていた部分に負担がかからない。
原因と結果を見間違えるととんでもないことになる。
Aさんを見ていると昔の自分を思い出す。
ケガをしたのはストレッチが足りないからだ~
ケガをしたのは筋力が足りないからだ~
ケガをしたのはケアが足りないからだ~
ケガをしたのはタルンデいるからだ~
どれもこれも、ごもっともな意見。
だが、その行う内容自体が間違っていたら
何の意味も持たないのである。
身体は一生懸命、違和感を出し続けています。
その違和感を、『効いているのだろうと』勘違いをしてしまう。
゛痛いのが効いているのだ!゛と言う人がいるから信じてしまう。
そのうちに、身体の出している正直な感覚を
無視してしまうのである。
自然な動きが伸び伸びと出来ていた身体が
いつの間にかガチガチに固まった身体になって
日常生活まで支障をきたしてしまう。
動くことが大好きで楽して楽しくて仕方なかったのに
苦しくて辛くて目を伏せたくなる動けない身体になってしまう。
真面目な人ほど、そうなりやすい。
身体が動きたがる自然な状態に戻してあげる。
身体は喜んでいますか?
身体の違和感は感じていますか?
身体は進化していますか?
そして、スポーツを本当に、楽しんでますか?
゛楽しんでるかい!゛ BY 越前 南次郎
