みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、11月中旬の天気だったらしく
雨のせいもありますが寒くて、寒くてたまりませんでした。
一気に気温が下がり、冬が近づいてきました。
来月のホームページのリニューアルに向けていろいろと準備をする中、
気になっていた本を読み始めたら一気に読んでしまいました。
”目に見えない資本主義” 田坂 広志 東洋経済
経済学者が語らない資本主義の未来
田坂先生の本は昔から愛読していましたが
今回の本は、これからの経済のすすむべき道が書かれていて大変勉強になりました。
その中で昔で、おもわず膝を叩いてしまったのが、『効率』から『意味』へ。でした。
これまでの先進国を中心とする世界は、『経済成長』を至上の命題と捉え、
そのために、『いかに速く』『いかに大量に』『いかに楽をして』という『効率』を
最高の価値として走ってきた。
しかし、地球環境問題や世界経済危機に直面するなかで、
世界全体に、こうした『効率』だけを求める価値観についての反省が起こっている。
そして、様々な物事のなかに、『効率』とは違う価値尺度での『意味』を見出すことが
大切にされ始めている。
それが、ときに『スロー・ライフ』や『LOHAS』の提唱という形で表れていると言える。
しかし、日本においては、そもそも、『効率』が最高の価値とは考えられてこなかった。
『速いこと』や『大量であること』や『楽をすること』を至上の価値とする文化は存在しなかった。
そのことは、日本人が大切にする言葉に、『急がば回れ』『大器晩成』という言葉や、
『足るを知る』『一隅を照らす』という言葉、『塞翁が馬』『苦あれば楽あり』という
言葉があることに象徴されている。
日本人は、ときに『ゆっくりと歩む』ことに価値を見出し、
『小さなもの』に真実を感じ取り、『人生の苦労』にも深い意味を見出す国民であった。
この文章を読み終わった後、本を置いて天井を見つめながら考えていた。
・スポーツケア整体研究所が存在する意味は?
・TOPSENSE商品を紹介する意味は?
今回のリニューアルで世の中の人々に伝えたいことの真意を考えていました。
そして、これからの人生の意味も考えていました。
みなさんも、いろんな『意味』を考えてみませんか?
感謝
