みなさん、こんばんは!
関西地方の長期出張でしたが終わってホッとしています。
今日の仙台も真夏日で暑い一日でした。
長男のそろばん大会の応援に東松島市に行ってきました。
会場で、同級生の〇〇先生に偶然お会いしました。
5~6年ぶりの再会にうれしかったです。
お互い、息子のそろばん大会の応援に来ていたのですが
気がつくと、古武術の実技指導になっていました。(笑)
力の発生源が分からない動作に首をかしげる〇〇先生。
あれだけ筋力に、こだわっていた松村がなぜ、、、、、
〇〇先生に、地面反力の生かし方やその際の身体の動かす
意識の持ち方などを今度会うまでの宿題としました。
夏休み辺りに御指導させていただく事になりました。
今日は、陸上競技の日本選手権の100mが楽しみでした。
男子は塚原選手、女子は福島選手が見たかったのですが
共に決勝は棄権して観れませんでした。
仕方がないので準決勝の走りをビデオで何度も観た後、
スロー再生で何度も観ました。
塚原選手の予選のスタートと準決勝のスタートでは
まったく違うものになっていました。
自然に作られていくピッチと無理やり作るしかないピッチ。
10円玉何個の世界の重心の位置の誤差が走りを変えてしまう。
力の点である、『力点』がまとまるのとバラけてしまうのとでは
移動スピードから筋肉の負担まで変わってしまう。
Y選手にも先日、指導させて頂いた時に
木刀と一本歯下駄を履いて重心位置の再確認をしたのですが
『力点』にきた時の身体と地面の位置関係を覚えると
スタート時において、信じられないくらいの地面反力で進む。
本当に微妙な世界である『力点』。
この感覚の世界でありながら、頭と身体の動きを融合させて
身体に覚えこませる、いや、身体から教えていただき
頭に覚えてもらうと言ったほうが正しいのかもしれないが
いつでも、その『力点』を再現できるかどうかで
再現性を高めることが出来るのである。
Y選手は、この『力点』の世界を知ってしまった一人である。
『力点』を覚えてしまうと、本当に世界が変わってしまう。
競技レベルの向上、そしてケガの予防にもなる。
しかし、今、現在の指導方法では残念ながら
『力点』の世界から離れてしまう。
私がいつも言っていることだが、『常識』を疑って欲しい。
『常識』を疑うことからしか答えは見つからない。
『常識』の枠の中には、答えはまず見当たらない。
『常識』という言葉に惑わされないで欲しい。
少なくとも私は、『常識』をやってきて潰れてしまった人です。
今、私が日々、取り組んでいる事は、『常識外れ』なことばかり
ですが、間違いなく、『進化』しています。
再現性を高めるための意味ある練習を続けて欲しいと
心からそう願います!
感謝
