みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、曇ったり雨が降ったりと愚図ついたお天気でした。
夜はみぞれが降り始めました。
今日、3月11日は私の44歳の誕生日です。
そして、亡き父の会社名からスポーツケア整体研究所(株)に
変更した日であり、東日本大震災から丸1年が経った日でした。
私にとって一生忘れられない日になりました。
そんな中、名古屋国際女子マラソンを観ました。
お昼のスタートと思っていたのですが実家の母のところでTVを見たら
もう1時間ほど経過した映像でした。
母に、”野口みずきが遅れているよ!”と言われ
野口選手の走る姿を観た瞬間に、野口選手の身体から
悲鳴が伝わってきました。
意識は、前に前に進みたい気持ちが溢れんばかり出ていますが
身体の方は、これでもかとブレーキをかけている状態。
これで走れる野口選手はバケモノかと思いました。
同じ、アスリートとして野口選手を見ると
今までのことを考えたら勝たしてやりたいという気持ちになります。
しかし、スポーツトレーナーとして野口選手を観ると
なぜ、こんな身体になってしまうトレーニングをしたのかという
腹立たしい気持ちになりました。
”心と身体が引き裂かれた走り”
ゴール直後の彼女の涙を観て、複雑な想いになりました。
午後からは、一年振りに仙台で甲野善紀先生の稽古会がありました。
私は、昨年7月に弘前の稽古会でお逢いした以来ですが
甲野先生の技の進化は本当に素晴らしいの一言です。
午後2時46分には全員で黙祷しました。
1分間の黙祷中、目を瞑りながら1年前のこの瞬間を思い出していました。
稽古会の終盤、恥を忍んで甲野先生に
最近、気付いたことをお話してみましたが
面白い着眼点だと褒めていただけました。
明日から又、磨いていきたいと思います。