「身体は空(から)だ!!」のお話

みなさんこんにちは。
連休中はスゴイ天候でしたが、いかがお過ごしでしたか?
私は久しぶりに子供たちと一緒に遊ぶことができました。
(うれしい・・・)

さてさて『身体は空(から)だ!!』のお話ですが、
気功のトレーニングやイメージトレーニングをしながらの
体操などで身体の内部を色々な物に例えて意識していく
方法があります。
日本には野口体操という本当に素晴らしい体操があります。

もう亡くなられていますが、野口三千三という方が作られた
体操です。

身体の外側部分、皮膚の部分を皮袋としてとらえる。
身体の内側部分を『水』としてとらえる。

人間の形をした皮袋の中の『水』があっちに行ったり、こっちに
行ったりするイメージを持ちながら身体を動かす方法である。

私の場合は砂時計の砂のイメージを持ってやるとイメージしやすい。

砂時計の本体が身体の外側部分としてとらえる。
砂時計の砂が身体の内側部分としてとらえる。

人それぞれイメージの仕方が違うので自分自身がやりやすい方法で
実践してもらう。なかなかイメージが出来上がるまではスムーズには
いかないが、そのヒントになることが『空っぽ』つまり身体の中身は
すべて空(から)なんだと思えるかどうかで意識の仕方を変えるキッカケ
になる。

これからの時代は丹田を中心に動かしていく身体の使い方をしないと
今までの壁を破ることはまず無理になってくる。
人間の身体が本来持っているスゴイ力の出し方がある。
この事を知る人と知らない人では天と地の差が付く。

私は最近、丹田中心動力伝達トレーニングと名付けて色々なトレーニングを
開発している。
筋肉を使っての筋出力も大切なのだが、

その上を行く、丹田力を中心とした胴力源(動力源)が基本である。

この胴力源の鍛練こそ、全てのものに繋がっていくことだと信じてやまない。
少し、難しいお話だったかもしれませんが、本当に本当に大事なことなんです。

それではまたね。バイバイ。

次回のお話は『練習はウソをつかない!』です。お楽しみに!

ツイてるまっちゃんより

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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