「金刀比羅宮に初めてお参りしたら・・・」のお話

みなさんこんにちは。
仙台はここ最近本当に気持ちがいい秋晴れの天気が
続いています。何ともいえない心地よさです。

さてさて・・・。
『金刀比羅宮に初めてお参りしたら・・・』のお話ですが、
先日、仕事の打ち合わせで生まれて初めて香川県に
行きました。

前日に読んだガイドブックに一生に一度はこんぴら参りと
書いてあったので、
足をのばしてみました。

御本宮まで７３５段の階段を自慢・・？の身体動作で一歩一歩
登っていきました。
登りながら本当、色々な事を考えるんですね。

神様に会うためにはこんな大変な思いをしないと会えないのかなぁと
御本宮というゴール（目的地）を目指して歩きます。

途中、平坦な道になったり、階段を登ったり、何ともいえない緩急さは
人の道、人生を表現しているかにも思いました。

到着したのかなぁと思ったらまだまだ先！！（汗）

旭社（６２９段）でのこり１５６段を登っているときにフッと思ったことが
ありました。

随分上の方に来たけどまわりの人々を見ているとあたり前ですが、
誰も重い荷物を持っていません。
仮に持っていたとしたら、御本宮に行くのは至難の技です。

世の中に生まれて、出てくる時は、欲という荷物を向上させるために
たくさん、たくさん、持たされて、努力し、研磨し、達成感を味わい、所有
した喜びを知り、みんなそれぞれの夢を実現するために欲という荷物を
持たされる。

しかし、人生の頂点を目指すある地点から捨てていかなければ
重い荷物（欲という荷物）を持ちながら、頂点を目指すことは難しい。

裸で生まれたこの世から、また裸のままであの世に帰る。

そんなことを考えながら無事に御本宮に到着することが出来ました。
金刀比羅宮を建てた方はいったいどんな思いで建てたのだろう？
そして、金刀比羅宮を作った昔の人はどんな思いでこの神社に
願いを込めて作業したのだろう？

私は世の中の人々にそして後世にも残せる仕事をするにはこれから
どうしていくのが良いのだろうか？

本当に色々なことを考えさせられた素晴らしい参拝になりました。
みなさんも香川県に行ったら是非、こんぴら参りに行ってくださいね。

それではまたね。バイバイ！

次回は『見えない自分の手』です。お楽しみに

ツイてるまっちゃんより