みなさんこんにちは。
仙台もここ数日、じめじめと蒸し暑い梅雨時期にしては
珍しい天気です。
さてさて・・・。今日はみなさんにオススメしたい本があります。
『身体の言い分』内田樹・池上六朗(毎日新聞社)です。
この本の中で大変勉強になったところが
取り越し苦労は傲慢であるです。
『取り越し苦労は怒りや嫉妬と同じくらい人間の心身を蝕む
有害なものなのです。取り越し苦労って要するに時間を
先取りすることだから、未来というのは何が起こるかわからない
から、未来なのに、それをわかったつもりになって、その上、
起こるか起こらないか、わからないことのうちのマイナスの要素
だけを確実に起こることだと思い込んで苦しむわけですから・・・
取り越し苦労って、かなり危険なものだということが。
取り越し苦労をしている人って、傲慢な人間だと思うんです。
何が起こるか自分はわかっていると思っている点でまず傲慢だし、
お気軽にすごしているほかの人間に比べて、自分のほうが
ずっと濃密で重厚な人生を送っていると思っている点でも態度
悪いですよ。
だからぼくは、取り越し苦労をしてぐちぐち言っている人間には絶対
同情しない。』
この本を読んで、私はハンマーで頭をたたき割られた感覚でした。
自分自身が勝手に思い込み作り上げた不安や恐怖をふくらませて
それをストレスに変えて自分の身体を痛めつける。
身体の具合が悪くなって病院に行ったところで、原因は自分が
勝手に作り上げた何の形もなく、ウィルスでもない、何でもないものを
医者が治せる訳がない。原因は自分自身にあるのです。
この事は私自身が経験した事だから、本当に理解できました。
みなさんの心が晴れる素晴らしい本だと思います。
興味ある人は是非読んでみてくださいね。
それではまたね。バイバイ
ツイてるまっちゃんより
