痛い箇所とその原因を生んでいる箇所は違う

地元宮城県で大学野球をやっている中京大学OB、K氏の息子さんT君が右肩が少々痛いと来られた。(右投げ、左打ち)
原因を探していると、左ふくらはぎが一番の原因で、そこから左大腿二頭筋がバリバリに張ってしまい、左腰周辺がかなり緊張を起こしその結果、投げる際、右肩前部に負担がかかり痛みとして出てしまう。

これはホームページで解説している「シーツ理論」に当てはめると解りやすいと思うのだが、痛い箇所とその原因を生んでいる箇所は違う場合が多い。原因箇所をケアしていくと、不思議と体がゆるみ痛みはなくなる場合がほとんどだ。
筋肉どうしが「綱引き」をしている様なもので、そこの箇所をまずケアしなければ、痛い箇所はまず取れない。

T君もトータルバランスを取った後は、全く痛みがなかった。人間の体は本当に不思議だ。誰の体でもない自分自信の体を皆さん大事にしてあげてくださいね。

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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