『常識』も問題を起こすことがある。

みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、朝から大雨でした。
時間が経つにつれて風も強くなり大荒れでした。

今日、Tさんがスポーツケア整体研究所に来てくれました。

水泳をしている息子さんの足首痛がなかなか良くならないので
一度見て欲しいとの事。

練習内容を聞きながら身体を観ていると
身体からの悲鳴が聞こえてきました。

・身体をほぐすつもりもストレッチが逆効果。

・力強い泳ぎをしたいために体幹トレが逆効果。

・休めば治ると言われたが原因が治っていないので再発。

・練習が出来ないからライバルとの差がついてしまい焦る。

・しかし、どうしたら改善できるのかが分からない、、、、、。

常識といわれてきた事が目の前で崩れていく様子を
Tさんは、”面食らった鳩”のような顔で見ていらしゃいました。

指導後、大好きな読書をしていたら
書いてある内容が今日の出来事とドンピシャでした。

”生き残るヤツの頭の働かせ方” 桜井 章一 アスコムBOOKS

やわらかく生きれば勝手に答えが見えてくる!!

『常識』に頼るほど危なっかしいことはない

組織や社会でさまざまな問題が起こると、

それは起こした人が非常識だからだと多くの人は思う。

もちろん、そういうケースもある。

しかし、非常識だけではなく、

『常識』も問題を起こすことがあるのだと

いうことは知っておいたほうがよい。

問題を起こした人間の非常識さに腹を立てることはあっても、

常識に対して腹を立てることは普通はあまりない。

だから、常識も問題を作ってしまうということに、

多くの人は気がつかない。

悩みや苦しみの多くは、非常識からは出てこない。

常識どおりにやっている、常識に沿って生きているはずなのに

結果が出ないから、悩み、苦しむことになる。

この文章を読んで、今日のTさんの息子さんの事を
すぐに思い出してしまった。

誰も疑おうとしないトレーニング内容。

みんながやっているからという理由だけで、、、、、
一流選手もやっているからという理由だけで、、、、

そんな中でも、身体は決してウソを付かない。
なんらかの違和感を通して私達に教えようとしてくれている。
甦らせて欲しい、”身体感覚”を、、、、、

       感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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