心と身体の関係

みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、小雨が降り肌寒い天気でした。
明日は、雪が降るとの予想で寒くなりそうです。

今日は、事務所のプチ模様替えと読書をしておりました。

3月から更にいい波に乗るために
作業がしやすい配置にしていました。

本も3冊読みましたがいい本ばかりでした。
特に、N.A.Jの吉岡さんに教えて頂いた
『やる気のスイッチ』は大変おもしろかったです。

最近、オリンピック関係の番組を見ていると
選手のメンタル面の強化が取り上げられていますが
私は少し違和感を感じています。

メンタル(心)の強化は、とても大事なことですが
それよりも大切なことがあると思っています。

それは、゛不安のない身体を作ること゛です。

ケガの心配があったり、自分の思うような動作が出来ないと
心に焦りが生じてきます。
そうすると不安が出てきてしまい、自信をなくしていきます。

身体の調子が良くて、自分の思うような動作が出来れば
心配することは何もありません。
いいイメージでより良い動作が出来るものです。

自由自在に動ける身体作りが先で、
メンタルトレーニングは、その後に行うものだと思います。
これは、自分の実体験もあります。

ケガもしていなくて、絶好調の時は試合が楽しみになります。

しかし、ケガをしていたり又、ケガの再発をしないかと
心配しながら試合に臨むことは本当に辛いことですし
絶不調の時は、自信がありませんから余計に不安になります。

地に足が着かない状態だと試合が怖くなってしまいます。

いい動作が出来ない、ケガをしてしまう、身体が重い、
疲れが取れない、そして練習をすることが辛くなってくる。

身体が出しているシグナルに気付かないで
大抵の人は、気持ちが弱いとか根性がないと思い
自分自身の精神的な弱さのせいにしてしまう。

間違ったトレーニングを積み重ねると
身体の素直な反応を見逃してしまう。
痛みもただの筋肉痛扱いにして、身体の悲鳴も無視してしまう。

動かなくなった身体を心の弱さにはしないで欲しい!

身体は正直に動けないと教えてくれているだけなのです!

その身体に心をいくら強くしても動けないものは動けないのです!

そして、一番怖いことは気持ちが切れてしまうことなのです。

『心地良さ』

身体も心も、心地良さで判断して欲しいと願っております。

          感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
This entry was posted in 旧ライブドア分2007~2010 and tagged , . Bookmark the permalink.