真面目な人ほど

みなさん、こんばんは!
今日の仙台は、わりと暖かい一日でした。
午前中、息子達の小学校の学芸会があり見に行ってきました。

一生懸命に顔晴る息子達の姿を見れて嬉しかったです。

午後からは、大学院生のNさんが来てくれました。
聞けば、中京大学の卒業で、その後も勉強がしたくて
いろんな大学院で学んでいる素晴らしい若者でした。

陸上競技の跳躍やハードルをされていらしゃるNさんですが
ここ最近、身体のキレがなく、ハムストリングの痛みが慢性的にあり
挙句の果てに、どのように動いたらいいのかが分からなくなってしまったそうです。

Nさんと、来店前のメールのやり取りの中で、
静的ストレッチも体幹トレーニングも行っていないのに動作がおかしくなっている事に
疑問点はいくつかあったのですがNさんの身体を観たら頷けました。

早速、足の指の使い方と手の指の使い方をお伝えしました。

スポーツケア整体研究所の室内で、かなり短い距離を歩いただけで
Nさんの身体は、正直な答えをみせてくれました。

こんなにも違ってしまうのですか?

歴然とした差を実体感されたNさんのお顔は面食らったハト状態でした。

真面目なNさんは、一般的に言われている、
”踵から接地して拇指球で蹴れ”を意識的に行われていました。
しかも親指を使っていました、、、、、(冷汗)

Nさんの身体は、いつの間にか頭が主体になってしまい
身体の素直な声が聴こえなくなってしまったのです。
そうなると身体は別な方法で間違いを気付かせようとします。

その方法とは、『痛み』です。

痛みが出るということは、どこか、なにかが間違っているから起こるのです。
最初にに出ている『違和感』を無視していると次に『痛み』として知らせてくれて
改善するように促しているのですが身体感覚が鈍くなると分からなくなるのです。

いい動作と悪い動作を繰る返し行っていく度に
Nさんの身体感覚が段々甦ってきました。

Nさんが、ウォーミングアップで行われていたダイナミック〇〇〇〇〇。

その動作をした後の身体感覚をチェックした時のNさんの苦い表情が
何とも言えないお顔をされていたのが印象的でした。

身体をほぐすということが実はほぐれていなかった事実を知ったNさん。

しかし、Nさんのような真面目な方ほど真剣に
して欲しくない動作をしてしまっている現実に何とかしたい気持ちで一杯です。

身体はウソがつけません。
身体の求めていることを素直にしてあげて下さい。

身体は物が言えませんがあなたの為にがんばってくれています。

身体が悲鳴をあげる動作ではなく、
身体が喜ぶ動作をしてあげて欲しいと願っております。

身体ほど正直なものはありませんから、、、、、

       感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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