心が頷く言葉

みなさん、こんばんは!
朝晩の冷え込みも寒さを増してきましたが
今日の仙台は、日中18度もあり、暑さを感じるような天気でした。

先日、何気なく本棚を見ていたら、自然に目を向けた本がありました。

あんたが一番えらいんや! 京都大徳寺大仙院住職 尾関 宗園 KKロングセラーズ
すべてを成し遂げる 禅的生き方の極意

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生きている人間が、生まれながらに持っている可能性を育て、
その素晴らしさを知らぬ人がいれば、その暗さから、光の世界に救いあげてあげる、
その手助けをするのが仏法の正しい姿である。

仏の道とはそれだけのものだ。

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悪いときには、悪いなりに気力をもって生きぬかねばだめなのだ。
いや、悪いからこそ馬力をふりしぼって、逆境に立ち向かって行く。
人生の波が逆流しているのだから、弱気になったら、
たちまちどこまでも押し流されてしまう。

転覆する。

大海のまっただ中で、台風に遭ったとき、船の船長はどうするか。
へさきを風の方向にむけて、アンカーをおろし、
怒涛にまっすぐ立ち向かっていくのだ。
そうしなければ、船体が横を向き、大波を脇腹に受けて
たちまち転覆沈没してしまうのだ。

前に進めというのではない。

顔をまっすぐに困難な状況に向けて、
深く錨をおろして立ち向かえということなのだ。

『なにも咲かない冬の日は、下に下にと根をおろせ』

海ほどの荒々しさはないが、私自身がどうにもこうにも、
手も足もでなくなったとき、自分にいいきかせる歌が、これである。

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『クビになりそうです』などと青い顔をしているのは、
クビになったら食えなくなることがこわいのだ。

仕事にうらづけられたメシを食わずにムダ飯ばかりくらってきたから、
自信というものがあるわけではない。

だからビクビクしてしがみつかなければならないのだ。

体あたりで仕事にぶつかっている人間なら、
もし、失敗してクビだといわれたら、

『アハハ、さようですか。しからば、ごめん』

さっさと荷物をまとめて、ありがとうございました。
いい勉強になりました。
笑ってご退場となるものだ。

むかしのひとは、
『男は辞表をポケットに入れて仕事をやれ』
といったが、そのくらいの覚悟でかからないと、
ほんものの仕事ができないからだ。

ほんものの仕事ができなければ、いつまでも自信がつかない。
自信がなければクビがこわい。
こういう悪循環になってしまう。

だから私は、『クビになりそうだ』などタワケたことをぬかしているやつには、
『ありがとうございます』といって、さっさとクビになることをおすすめしているのだ。
だいたいモトデをかけずにもうけようという魂胆がいけない。

他人のカスリで生きてるのなら死んだほうがましと心得るべきだ。

そんなことではいつまでたっても、
自分の手と足を使って金を得ることが身につかない。

当初は苦しいだろうが、まっ裸になって一からやりはじめることだ。

食うことがなまやさしいことではないと、気づいただけで、大成功だ。

金が簡単にもうからないとわかれば、大収穫だ。

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尾関 宗園さんの本は、昔から大好きでしたが
今回の本は、今の自分にピッタリの言葉が次から次へと出てきて
心から納得できることばかりでした。

これからも、”心の芯”を強く太くしていきたいと思っています。

         感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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2 Responses to 心が頷く言葉

  1. Toko says:

    どのお言葉も心に響きますね。

    今私は「名言の知恵、 人生の知恵」谷沢永一 を読んでいます。
    古今東西の珠玉のことばで家康、ゲーテ、伊達政宗、宮本武蔵、道元、老子etc

    1)美しく生きる
    2)充実して生きる
    3)人の上に立つ
    4)心のやすらぎを得る
    5)人生の深奥を味わう
    6)社会人として、仕事人としてなどの六章で書かれています。

    その中の第2章 「君ができる限り」ジョン。ウエズリー

    君ができるすべての善を行なえ Do all the good you can
    君ができるすべての手段で By all the means you can
    君ができるすべての方法で In all the ways you can
    君ができるすべての場所で In all the place you can
    君ができるすべての時に At all the times you can
    君ができるすべての人に To all the people you can
    君ができる限り。 As long as ever you can.

    生命における最高の祝福とは、何かの現実に向け自分の能力を精一杯に出した時
    に湧いてくる「生きていて良かった」という現実ではないだろうか。自分には限
    界があると謙虚に思っている人が、自分の限界すれすれのことに挑戦してそれを
    やり遂げたときの、自分で自分を褒めてあげたい、拍手してやりたい、という気
    持は、何にも代え難い人生の喜びである。

    が目に止まりました。他にも沢山沢山書かれています。
    ゆっくり愛読しています。

    昨日、故師匠のお言葉で
    「たとい身に病あるといえども心まで病せるな」を見つけました。
    大学の恩師が透析で身も心も病んでみえます。そ~っと恩師に伝へたいと思いま
    す。旨く病とつき合って下さるように。。。。

    • まっちゃん says:

      ToKo 様

      いつもコメントありがとうございます!

      とても素晴らしい本のようなので早速、注文いたしました。
      いい本は、心の栄養になりますね!

      恩師の先生が元気になられますように、、、、

            感謝

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