みんな迷いがあるんです。

みなさん、こんばんは!
今朝起きたら、外は真っ白の雪。
2月1日は、雪掻きからスタートしました。

午前中は、事務帳簿整理や銀行や郵便局へ。
午後から、諏訪神社さんに参拝した後、雑用を数箇所回る。

車の運転をしながら、いろんな事を考えながらいましたら
フッ~と言葉がよぎってきました。

”自分の人生を、自分で否定するなんて、自分が可哀想だ!”

この言葉を聞いた瞬間に、ある本を思い出しました。

みんな迷いがあるんです  大谷 てつじょ クレスト社

胸を衝かれる言葉。 ほっとする言葉。
   心が疲れた時に、この1冊!

P.92  いのちの可能性

数年前、約二ヶ月間に及ぶ行(ぎょう)を、受けさせていただきました。
行に入る前は、不安はあったものの、どうにかなるだろうと思っていました。
しかし、実際に行に入ると、行自体よりも自分の心の扱い手こずることになりました。
思うように自分の心が操れず、どうにもならないのです。
こんなはずではないと思えば思うほど、自縛の紐が心にからみついて離れません。

そして、あまりに自由にならぬ自分に対して、
私は否定の思いを巡らしはじめたのです。
坊主にならなければ、こんな苦労はしなかっただろう。
薬師寺の坊主にならなければ、行という修行法がなければ、
そして、仏さまさえいらしゃらなければ、、、、、と、否定が否定を生んでゆきます。

ついには、『この世に生まれて来なければ、、、、』
と、命の否定にまで行き着く始末。

そんな悶々とした気持ちのまま、行が終盤にさしかかった時のことです。
『愚鈍なる身なれども、宿縁を歓ぶ』ー毎日のお勤めの際に、
すでに二〇〇回近くも唱えてきた決意文の中の一節が、目に飛び込んできました。

心臓がバクバク言うのを感じました。
命という素晴らしい縁が、この身に宿っていたからこそ、
地球上の五七億人の中でただ一人、ここで行をすることができるのだ。

そう、思えたのです。

この一節が、それまでドミノ倒しのように否定しつづけた私の思いを、
反対側からすごい勢いで立ち上がらせました。
否定のどん底には、想像もしえない大いなる肯定が存在したのです。

それ以来、私は命があるということこそ、
私たちに与えられた最高の可能性だと受けとめています。

            せっかく
            生まれて
            来たん
            ですから 
                     てつじょ

仕事を終えて、自宅に戻った私は、
早速、この本を読み返して、心の疲れを吹き飛ばすことが出来ました。

”立春”を迎える前に、心の大掃除が出来たので
本当に良かったと思います。

明日からは、ホームページのプチリニューアルの原稿確認作業。
最高の準備が出来るように顔晴りたいと思います。

        感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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2 Responses to みんな迷いがあるんです。

  1. Toko says:

    我々は躓いたり、迷ったりしながら人生を送っています。
    そんな時に出あった本、耳にした言葉で今一度考え直してみる。。。。
    大切な事ですが多くの人が見直す事無く可哀想な自分を育ててしまわれます。
    そんな中でまっちゃん先生は 常に反省し感謝しながら何とか良い方向に御自分を向けらる。。。。素晴らしい事だと思います。

    それこそが日本の伝統文化である武道の特性なんだと思っています。

    こんな教えがあります。。。

    「心こそ 心迷わす心なり 心に心 心許すな」

    • まっちゃん says:

      ToKo 様

      いつもコメントありがとうございます!

      『心こそ 心迷わす心なり 心に心 心許すな』

      素敵な言葉を教えて頂きまして
      誠にありがとうございました。

      そして、”日本の伝統文化である武道の特性”と同じですと言われて
      ハッと気付くことが沢山ありました。

      今回、教えていただいた事を胸に刻み込みたいと思います。
      本当にありがとうございました。

             感謝

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