感覚を言葉に出来ること

みなさん、こんばんは!
今日は久しぶりに自宅で完全オフ日でした。
思いっきり脱力した一日を過ごしました。(笑)

13日(水)から長期出張で昨夜戻りました。

昨日はKさんの依頼で博多にてマスターズ陸上の方々に
骨ストレッチ講習会を行いました。

午前10時から午後5時頃まで
骨ストレッチの基本的なことから奥深いところまで
みなさんの身体感覚を観ながらお伝えさせて頂きました。

個性溢れる素敵な方々ばかりで
アッ~という間に終わってしまいました。

骨身に任せる動きを習得するために
骨組みに巻き付いている硬化した筋肉を解すことが先決なので
かなりの時間をかけて元のいい状態に戻していきました。

筋肉を動かすことは簡単です。
『脳』が一番喜ぶことだからです。

骨を動かすことは難しいです。
『脳』が一番嫌うからです。

いい動作をした時は自然体で動いているので
あまり実感がありません。

つまり『感触』がないのです。

『脳』は事後処理しか出来ないので
理解することが出来ません。

骨組みを動かすコツを身体から教わり
『脳』に教わることが大切なのです。

・いい動作が出来た。

・何度も同じ動作が出来るようになった。

・身体が動く感覚を脳が理解できるようになった。

・感覚が言葉に変換されて説明できるようになった。

昨日、お伝えさせて頂いたことが
ご自身の身体を通して再現性が高くなり
言葉になって出てくる時が今から楽しみです。

      感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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11 Responses to 感覚を言葉に出来ること

  1. 高沢謙次 says:

    高沢謙次です。
    長らくご無沙汰しておりました。

    ますます精力的にご活躍・ご活動されていらっしゃるご様子ですね。

    「感覚」と「ことば」の関係は、ボクにもすごく実感することが多々あり、
    今回も「うんうん」肯きながら拝読させていただきました。

    • まっちゃん says:

      高沢さん、こんばんは!
      ご無沙汰致しております。

      感覚を言葉に変換できたら腑に落ちた証拠です。
      そのお話が出来る日を楽しみにしています。

           感謝

  2. マスターズ新居田 says:

    17日(日曜日)は終日、ご指導いただきありがとうございました。
    松村さんから、骨で走っている(ボルトと同じ)と言われても、最初は全くピンとこず、日曜日の夜からずっと考えていました。考えた末に、現時点で考えた私の結論です。
    間違っていたら訂正してください。
    私の走り方は、「着地した足の方に重心を乗せ、着地足の重心を移動させながら走っている。その時に、少しでも前に足を持って行きたいという意識が肩甲骨や鎖骨を動かし、それに伴って着地足の股関節が前に動きながら走っている。より前に足を持って生きたい意識が肩甲骨や鎖骨をより大きく動かし、私の場合、腕振りが前後でなく、斜めに動く」ということではないかと思います。要するに軸が2軸あって、2軸を重心が移動するときに、少しでも足を前に持って生きたいという意識が身体をねじっているのではないかと思います。
    もし、これで合っているのなら、私がなぜこれができたのかを説明します。

    • まっちゃん says:

      マスターズ新居田 様

      新居田さん、こんばんは!
      こちらこそ長時間お付き合いして頂きまして誠にありがとうございました。

      日本人選手は足を速く動かすことでスピードが上がると思っている人(過去の私を含めて)が殆どです。

      それでは大きな力を生むことが出来ません。
      本来、足で動力を作るのではなく体幹部で作られた動力を足に伝達したもの
      を地面に伝える役目が足の役目です。

      鎖骨・肋骨・肩甲骨の連動で骨盤も一緒に動き出し
      もの凄い力を発生させて手足に伝えるはずのことが
      いつの間にか違う方向に突き進んでしまったようです。

      新居田さんの解釈で間違っていません。

      今後、鎖骨と肋骨の連動性を向上させていくことで
      骨盤との連動性が更にパワーアップされていきます。

      鎖骨の使い方を間違えてしまうと
      逆に力を伝えにくくなり上手く走れなくなります。

      そのために骨ストレッチと硬化した筋肉をほぐしていきながら骨身で動ける体の状態を作り上げて
      骨ストレッチスローモーショントレーニングなどで本当のインナーマッスルの強化を行うことで
      更に骨と筋肉の連動性を高めることが重要なのです。

      まだまだ速く走れますよ!
      新居田さんの益々の快走を期待しております。 感謝

  3. マスターズ新居田 says:

    ありがとうございました。
    この解釈が違っていると、今後のやり方が全く違ったものになってしまうので、解釈が間違っていないということで安心しました。
    私が何故できるのかということですが、先日、来られていたマスターズ仲間は、私以外たぶん陸上競技しかしたことがない方々だと思います。
    私は、中学時代はバスケットボール(補欠)、高校、大学はスポーツを全くしていません。社会人になってから、ソフトボールを25年間、レクレーションバレーボールを16年間、ソフトバレーボールを11年間、やっています。陸上競技は35歳から26年目になります。陸上競技以外のスポーツは、横に動いたり、後ろに動いたり、斜めに動いたり、と複雑な動きをします。特に、ソフトボールのキャッチボールや、バレー関係のアタックのときの腕の上げ方は共通していて、肘を上げてから手を上げます。先日の、輪ゴムを上に伸ばすときと同じ動きでした。
    私は別のスポーツをしていることで、肩甲骨や鎖骨を普段から動かしているため、他の人よりは動きやすかったのだと思いました。
    それから、講習会で、右足が前に出ていないと指摘されましたが、それも理由が分かりました。私は左利きなので、キャッチボールもアタックも全て左手を使います。なので、肩甲骨も鎖骨も左の方が右よりも大きく動くのだと思います。
    今までも右足が前にでていないことはビデオで分かっていましたが、左足の蹴りが弱いとばかり思っていました。考えが間違っていたことは大きな収穫でした。
    講習のときは点でしか理解できなかったことが、点と点が線で繋がっていくので、またしばらくは陸上の楽しさを満喫できそうです。
    本当にありがとうございました。

    • まっちゃん says:

      マスターズ新居田 様

      新居田さん、こんばんは!
      昨夜、長期出張から仙台に戻りました。

      バスケットボール・バレーボール・ソフトボールで培われたんですね!
      陸上の短距離選手にはない動作ばかりですから新居田さんの動きは理解出来なかったのでしょう。

      骨組みを上手く動かせる新居田さんに内観力が付けば益々面白くなりますね!

      また、お逢い出来る日を楽しみにしております。 感謝

  4. マスターズ新居田 says:

    追伸
    私は15歳以降一度も筋トレをしたことがありません。私の筋肉は、ソフトボール、レクレーションバレーボール、ソフトバレー、陸上、で自然についた筋肉だけです。松村さんの話を聞いて、筋トレをしなかったことも、肩甲骨や鎖骨が他の人よりも動かしやすかったのかなと思います。

    • まっちゃん says:

      マスターズ新居田 様

      筋トレをしなかったのは結果的には大正解ですね!
      骨組みを固めてしまう筋トレはスポーツ選手には向いてません。
      私自身の経験上で昔よりも今の方が楽に速く動けます。
      そして、力強さもケタ違いになりました。
      本当の身体の鍛え方を多くの方々に知って戴きたいと思います。感謝

  5. マスターズ新居田 says:

    筋トレを一切しない私が、なぜ他の人よりも速く走れるのか、今までは誰にも答えてもらえなかったので、これからは説明ができるようになり、大変有難かったです。
    毎日、骨で走ること(骨ストレッチ)について、自分にどう生かして、どう取り入れるか、を考えるのが楽しくて仕方がありません。本当にありがとうございました。

    もう一つ質問ですが、分かれば教えてください。
    私は他に人に比べてピッチが圧倒的に速いのです。ピッチが速くできるのは何故なのか、自分では当たり前にできるので説明ができないのです。参考程度でも構いませんので、何か分かれば教えてもらえませんか。
    お忙しいのに申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

    • まっちゃん says:

      マスターズ新居田 様

      新居田さん、こんばんは!
      骨ストレッチがお役に立てていらしゃる様で良かったです。

      ご質問の件ですが、、、

      ピッチは作るものではなく作られるものです。

      意図的に足を速く動かしてピッチを上げる人も居ますが
      すぐに限界点に達して故障するでしょうね。

      自然に作られるピッチとは
      膝位置より鳩尾が前方にあれば体幹部の重さを活用して前方移動を行うと
      爆発的な力が生まれてこけそうな状態になります。

      そうすると、”こけまい”として反射的に足が前に繰り出されます。

      その連続動作が所謂、自然に作られるピッチになります。

      ただ、新居田さんの場合は普通の人と違い
      前回のお話の通り、骨組みが動きやすい身体なので
      体幹部で作られる最小限でありながら最大限のパワーが発揮されていますので
      他の人に比べてピッチが圧倒的に速くなるのです。

      ちなみに、、、

      もし、私が新居田さんのコーチであれば
      この特性を更に活かす為に〇〇と〇〇を改良しますと
      更にピッチが楽に速くなります。

      益々、スプリントを楽しんで下さいませ! 感謝

  6. マスターズ新居田 says:

    説明ありがとうございました。
    私の場合、スタートから数歩は、無意識に足が動き、自然に高速ピッチになります。先日の骨の走りも同様ですが、脳で考えずに足が動いてしまうので、他の人に説明ができませんでした。膝と鳩尾の関係で、少しは説明できそうです。
    スピードは「ピッチ×ストライドの最大値」だと考えているので、これ以上、ピッチを上げるつもりはありません。
    松村さんのおかげで、26年間分からず、誰からも解答をもらえなかった自分の疑問がたくさん解けました。本当にありがとうございました。
    これからも、私らしく楽しく走ります。

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