横須賀での仕事を無事終え、仙台に戻ってきて、大変ご迷惑をおかけした地元の陸上競技の有力選手のケアをさせていただいた。
一人目は長距離選手のH氏だ。仕事をしながらの選手生活は大変で午前0時を過ぎてから練習するという環境の中、あくまで勝負にこだわるH氏の態度には脱帽してしまう。
一人で練習をするために起こりがちなのだが、本人の自覚感覚と実際の動作形態のズレから、腰位置の安定がうまくいかない、腰位置つまり重心が後ろに下がっているために、人間は無意識に膝下を振り出して、乗り遅れた腰を前に運ぼうとして、無理な負担がかかり、バランスを崩してしまう。第三者にチェックしてもらわないと修正は難しい。
陸上選手は特にこの腰位置(重心)部分の動かし方が良くなると動作そのものが変わる。特に移動距離や体への負担がかなり違ってくる。
二人目は私の師匠の息子さんのK君だ。
疲労の為かなり筋肉が硬くなっていたが、バランスチェックをしてみると、腰位置がK君も後ろなのである。
必ず私は歩行チェックをしてから行うのだが、悪い動作の時は足音が非常にうるさい。
それは以前にも書いた事だが、止まる事を少なくするのが、「歩く」なのだが、完全にブレーキ(止まる)をかけた歩き方なのだ。
最近私は、動きながらのバランストレーニングを、自然界の中にあるものの中からヒントを得る事が多い。特に、馬、犬、猫の動物から学ぶ事柄は非常に多い。自然界の中から学ぶ事は本当に多い。
K君もバランストレーニングをしたのだが、先程、師匠から℡をいただき、本日の練習では反応が良く、動作がかなりスムーズになり、しかも筋肉の張りが取れ、楽だった。というご報告を受けた。
正しい動作は正しい結果を生む!!まだまだ勉強していきたい。
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