とってもいい本です!

みなさん、こんばんは!

今日の仙台は、曇り空でしたが
けっこう蒸し暑いお天気でした。

今月は、いつもより読書の量が増えて7冊くらい読んでいます。

その中でも特に良かった本が
『泣いて生まれて笑って死のう』  昇 幹夫  春陽堂  です。
麻酔科医・産婦人科医の先生でもあり『日本笑い学会』副会長さん。

食育の話や人生の話、また病気の治し方や笑いの効用など勉強になることばかりで目から鱗でした。

涙あり、笑いあり、深く考えさせられることもあり、心が軽くなるお話に心打たれるお話など盛沢山でした。

私、個人的に良かったところを少々書いてみたいと思います。

☆人間は賢いから明日のことを心配し悲観論者になります。
でもまた賢いから笑えるんです。
悩むことと笑うことは本来セットなんですね。
それなのに悩むだけ悩んで笑わなかったら生きていけませんよ。
昔から言うでしょう、落ちるだけ落ちたらあとは笑うしかないって。
これも不思議な日本語の言い回しですね。

☆あなたの人生が明るい方向へ進むのは人生最大のピンチを
『これは、チャンスだ。チャンスはピンチの顔をしてやってくる。
これは自分にとっての試されごとだ』と受け止めて行動するとそれはいつか最高のプレゼントにかわるでしょう。チャンスはチェンジ、いまの生活を変えなさいというメッセージ、
そしてそれはチャレンジですよ。

☆人間どんなときに生き甲斐を感じますか?
仕事と答えた方は、
仕事がなくなると生き甲斐もなくなるのですか?
あなたでなければという相手、あなたでなければという場所が誰にでもあるはず。
あなたはその人にとって、かけがえのない人なんです。
誰かのお役に立ってる、それを自覚したとき生き甲斐を感じるはずですね。

人にはそれぞれ役割がある。
それがあるあいだはお迎えは来ないのです。
人は病気で死ぬのではなく、寿命で死ぬのだと思います。
その役割を精一杯果たし、楽しんで修行すること。
そして最後は『ああ面白かった、じゃあね』がいちばんだと思いませんか。

☆お役目が終わったらお迎えがくるのです。
それまで自分の役目を日々、楽しみながら果たすことですね。
これからは正しい生き方よりも楽しい生き方をめざしましょう。
人は幸せになるために生まれたのですから。

☆伊勢の修養団理事でもある中山靖男先生が脳卒中発作で
二度繰り返したときの話です。
脳卒中は再発すると多くの場合、大変危険な状態になります。
それであの世に足をちょっと踏み入れました。
そこで神様から聞かれたのです。
『お前はこの世で何をしてきた?』と。
こう聞かれると思っていましたから前もって『青少年の教育をしてきました』と
答えようと思っていたそうです。
ところが神様の質問はそうではありませんでした。

『人生を愉しんできましたか?』
それに対して中山先生は想定外の質問だったので答えることができませんでした。
するともっと大きな声で神様はおっしゃいました。
『もっと人生を愉しみなさい』と。

人生は愉しみながら修行する場所かもしれません。

まだまだ、沢山いい言葉があり書きたいのですがこの辺にしておきたいと思います。

興味を持たれた方は是非、一読をオススメします!

きっと心の中に、そよ風が吹くと思いますよ!
(久しぶりに書きながら目頭が熱くなりました。)

感謝

About まっちゃん

◆1968年生まれ◆中京大学体育学部 体育学科卒◆競技歴 陸上競技15年◆自己ベストタイム100m 10秒5(手)10秒68(電)
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